楽聖ベートーベンは...交響曲第九番に...合唱を盛り込むなど...それまでの音楽の既成概念を何度も覆し...大きな影響を残した...彼は語っている...さらに美しいためならば...破り得ぬ...芸術的規則は一つもない...今...日本の音楽界に新風を起こそうと...挑戦を重ねる学生がいる...大学で芸術を学ぶ彼は...同じ大学の学生有志と吹奏楽団を設立...コンクール等では約50人の編成が主流だが...この楽団は二十数人の小編成...設立の背景には...学生たちの...ある問題意識があった...彼らは各地へ音楽の指導に行く機会があった...その中で...メンバーが足りず...演奏できる楽譜がない...との悩みを耳にする...部員数が少ない中学...高校では...状況は切実だった...彼らは後輩のためにも新たなモデルを示そう...と立ち上がった...先の学生は楽譜の調整にも汗を流し...今月2回目のコンサートを開き...好評を博した...今回学んだことを生かし...さらに音楽研究に励みたい...と語る...今まで通りに安住してばかりでは...待っているのは衰退だ...そこから一歩踏み出してこそ...発展も成長もある...人のため...社会のため...前例がなければ自らがその一例目に...そんな生き方こそ面白い...
