ある老齢の賢者が...
羊飼いの少年に...
世界最大のうそが...
あると言った...
誰もが信じているその...
うそとは...
人は宿命によって人生を....
支配されてしまう...
という言葉...
ブラジルの作家...
パウロ...コエーリョの...
アルケミストの...
一場面である...
リオデジャネイロの...
スラム街で生まれ育った...
あるブラジルSGIの...
メンバーがいる...
犯罪と隣り合わせの...
環境で...空腹に耐える...
貧しい生活...まさに...
宿命といえる現実だった...
いつか大学で学びたいと...
思っていたが...
遠い夢の話だった...
転機は1993年2月...
池田先生の4度目の...
ブラジル訪問...
高校生だった彼女は...
大きな花束を...
先生に贈った...先生は...
幸せになってね...
と温かく激励...
この時...彼女は...
強く思った...
幸福の道を開くのは...
自分自身なんだ...
その後...働きながら...
勉強を重ね大学受験に...
挑む...不合格が続いたが...
3度目の挑戦で...
夢をかなえ...
家族で初めての...
大学進学者となった...
彼女は今...子ども服店を...
経営し...SGIでは...
支部婦人部長として...
広布に奔走する...
どんなに厳しい環境でも...
それをどう捉え...
どう行動を起こすか...
その最後の決定権は...
自分にある...
幸...不幸を決めるのは...
自らの境涯であり...
一念である...