病院で闘病中の子どもたちに...
道化師(クラウン)が笑いを届ける...
「ホスピタル・クラウン」という活動がある...
これに長年携わってきた大棟耕介氏は...
“B級サービス”を勧める...
例えば、正月に病院を訪問したら...
道化師が子どもたちにお年玉を渡す...
ただ中身は日本のお金ではなく外国の小額の紙幣...
手にした子どもが“空想の世界旅”を...
楽しめるようにとの工夫である...
氏は身の丈を超えた1回のサプライズ...
すなわち“A級サービス”より...
継続可能な小さなサプライズの方が人の心を打つと強調する...
(『道化師流コミュニケーションとサービス』生産性出版)
友人や近隣との付き合いにも通じる面がある...
こちらの思いを伝えるのに...
あまりに考えすぎると、時を逃してしまうことがある...
力まず、背伸びをせず...
折に触れて喜びや感謝を伝える...
実はこの“B級”の方が、気持ちの伝わり方は...
“A級”なのかもしれない...
池田先生は語っている...
ちょっとした、細かいところが大事である...
たとえば、会合での『指導』の内容であれ...
人に語りかける『声』であれ、何であれ...
ちょっとした心づかいによって、よりよいものに変わる...
誰にでもできるが、誰もがやっているわけではない...
そんな小さな思いやりと真心の行動を重ねたい...(靖)