冷たいものを飲み過ぎたり...
出先でつい食べ過ぎたりと...
食生活が乱れがちな時期...
世間ではグルメ番組の影響などもあり...
“あの店がいい”“これがおいしい”
といった話題にも事欠かない...
最近は「食べる人」が主役になったと言う...
食べるだけの人は、おなかがすくと機嫌が悪くなる...
“デパ地下”に行けば...
つい食べきれないほど買い込んでしまう...
健康面を考えると、「食べる人」ではなく「作る人」
こそ主役になる必要があると指摘する...
料理を「作る人」は、たとえ1人暮らしでも...
台所に立てば肉ばかりでなく...
自然と野菜も加えようとするもの...
料理を作る行為には...
栄養バランスまで正しく「調整する機能」
が本来的に含まれている...
日頃の食事で「作る」を基本にすることが...
自身や家族の幸せにもつながる(「第三文明」9月号)
御書に「飲食節ならざる故に病む」(1009ページ)とある通り...
不摂生は病気の元...
欲望の制御が最大の鍵だが...
その有効な方法の一つが...
「作る人」になることともいえる...
「食」という最も身近で、生命の源となる営みを...
真剣に考え、主体性をもって取り組む人は...
自然、人生の万般にわたって、そうした姿勢で臨めるだろう...
「信心即生活」はわが足元、いな口元から始まる。(朋)