公園の鉄棒で逆上がりの練習をする少年がいた...

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公園の鉄棒で逆上がりの練習をする少年がいた

隣で友達が手本を見せ、こつを教えている

だが、少年のつま先は空を蹴り上げるばかり

それでも少年は「よし、今度こそ!」と諦めない

そして、ついに成功した

その時、手をたたいて喜ぶ友達の言葉に感動した

「自分が拍手されるより、拍手する方が何かうれしいな」

大切な人に尽くす行為は
自分が称賛される以上の幸せをもたらす

その真心に応えようと頑張る人も
困難の壁を破ることができる

そう2人の姿に教わった

ある壮年部員が病に倒れた

入院を経て治りかけた時、別の病気を患った

手術は成功したが体力は極限まで落ちた

それでも壮年は
一家の宿命転換を懸けて奮起する

壮年には引きこもりの息子がいた

祈りが通じたのか
息子は再度、高校で勉強に励みだした

壮年も病を乗り越えた

そして迎えた高校の卒業式
息子は生徒代表で答辞を述べた

知らされていなかった両親は歓喜の涙

息子は今春、特待生で専門学校に進む

なぜ
息子は再び学校に行こうと決意したのか

後で聞くと、あの頃
父は一番苦しい時期だった

今が僕の頑張る時だ、と思って

子を思う親、親を思う子

美しい心が光る親子に勝利の春が到来した