あと何日”とデジタル表示される卓上カレンダーを見せてもらった。

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若い壮年部員の家を訪ねた際、
“この日まで、あと何日”とデジタル表示される卓上カレンダーを見せてもらった。

100歳の誕生日を設定したという彼は、
「実際の残り日数を目にすると、“一日も無駄にできない!”と決意できるので」と語った。

彼は東日本大震災の直後、何もできないまま、
表示される日数が減っていくのを見て、“今日に全力を注ごう”と深く決意した。

はるかな未来も、一歩一歩進む先にあると自覚すれば、足元の“今”に真剣になれる。

池田先生は、昭和31年の「大阪の戦い」を、小説『人間革命』に山本伸一の心情として、
「この初陣の一戦を本源として、未来のこうした戦いが勝利に通ずる道を開くことができる」と記した。

一方で、病魔と闘う日々にあった心情を、こう述懐する。

「もしかしたら、この戦いが最後かもしれない。そう思っていた」

「『臨終只今』の覚悟であった。今日、死んでも、今、死んでも、少しも悔いがない。
そういう決意で戦った」と。現在の「因」が、未来の「果」をつくる。

今日の勝利に、栄光の未来は厳然と宿っている。

ゆえに、一日一日を悔いなく、自分らしく前進しよう。

広宣流布大誓堂完成5周年の2018年11月18日まで、あと700日。(城)