岐阜県高山市で迎えたある真冬の日の早朝。






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岐阜県高山市で迎えたある真冬の日の早朝。

気温は氷点下で、前日からの雪は凍結していた。

街は一面、“氷の世界”。

その中で無冠の友が一軒一軒、ポストに新聞を投函していた。

きょうで本紙は、本年の最終号となる。

読者に本紙が届くのも、配達員の友の奮闘あればこそと感謝は尽きない。

秋田の婦人は毎冬、長靴を買い替えるという。

約1時間の雪道を徒歩で配達していると、靴底がすり減り、滑りやすくなるからだ。

履きつぶした長靴は、婦人が真っすぐに使命を貫いてきた証しである。

先日、取材で訪れた高知文化会館では、
会合のための設営作業に黙々と励む同志の姿があった。

こうした「陰の力」によって、今年も学会は、
前進・勝利の歴史を刻むことができ、明年を勢いよくスタートすることができる。

人間の本当の偉大さはどこにあるのか。

池田先生は語っている。

脚光もない。喝采もない。

それでも、自分が決めた使命の舞台で、あらんかぎりの、
師子奮迅の力を出し切って、勝利の金字塔を、断固、打ち立てていく。

その人こそが、最も偉大なのである。

誰が見ていなくとも、
広布のための苦労は一切が自分自身の人生を荘厳する福徳となる。

そこに信心の醍醐味もある。明年も自分らしく、完全燃焼の一日一日を飾ろう。(芯)