よく見かける大きなドラム缶の容量は200リットル。

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よく見かける大きなドラム缶の容量は200リットル。

このドラム缶40本分(8000リットル)
の液体を1日で移し替えようとすれば、大変な労力が必要だろう。

実は、私たちの心臓は毎日、それだけの量の血液を体じゅうに送っている。

1回の拍動で送り出すのは、わずかな量だ。

しかし80ミリリットルずつとして、1分間で70回の拍動があれば5・6リットル。

1時間では336リットルとなり、1日で8064リットルという計算になる。

このまま続けると1年では3000トン、
80年続けば24万トンという、最大級のタンカーほどの途方もない量になる。

埼玉の地区部長から喜びの報告があった。

学会活動に消極的な壮年部員のもとに通い続け、
そのたびに励ましの手紙を置いてきた。

なかなか状況は変わらなかったが、ある日突然、壮年部員が座談会場に現れた。

「あなたに、あれだけの“ラブレター”をもらったら、来ないわけにはいかないよ」

と笑いながら語っていた。

その後、忙しい仕事の合間を縫っては活動に参加するようになったという。

一回一回の前進はわずかに思えても、
続けることに徹すれば偉大な勝利につながる。

御金言に「陰徳あれば陽報あり」(御書1178ページ)と。

たゆまぬ地道な積み重ねこそ力となることを忘れず、今年も確かな広布拡大の日々を。(道)