全国のトップを切って、
東京でサクラの開花が発表された(21日)。
東京でサクラの開花が発表された(21日)。
標本木の花が5、6輪以上咲いた時に宣言される。
前年の夏に形成されるサクラの花芽。
それ以降は新たに形成されることはなく、
季節が移り変わる中で、休眠→休眠打破→生成と進む。
これは四季の豊かな日本などで進化した種ならではのもの。
江戸時代の『農業全書』にも「本朝の名木なれば、
子を取り置きて必ずうゆべし」と特筆される。
ゴツゴツとした木から、美しい花が咲き出ずる桜をたとえに、
凡夫の心からも、最極の仏の生命を涌現できると仰せだ。
池田先生の桜への思いも深い。
会長辞任直後の5月3日の模様が、
小説『新・人間革命』につづられている。
山本伸一は、万感の思いを込めて「大桜」と揮毫を。
脇書には「わが友の功徳満開たれと祈りつつ」としたためた。
爛漫の桜は、広布と人生の勝利の象徴にふさわしい。
東京の開花が全国で最も早かったのは2008年以来、9年ぶり。
広布の本陣・東京から“友情の対話前線”を大きく広げよう。(由)