東京でサクラの開花が発表された(21日)。





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全国のトップを切って、
東京でサクラの開花が発表された(21日)。

標本木の花が5、6輪以上咲いた時に宣言される。

3月中の寒の戻りなどによって花芽の生育が多少遅れることもあるが、
これから順次、“桜前線”が列島を駆け抜ける。

前年の夏に形成されるサクラの花芽。

それ以降は新たに形成されることはなく、
季節が移り変わる中で、休眠→休眠打破→生成と進む。

これは四季の豊かな日本などで進化した種ならではのもの。

江戸時代の『農業全書』にも「本朝の名木なれば、
子を取り置きて必ずうゆべし」と特筆される。

日蓮大聖人は「さくらはをもしろき物・木の中よりさきいづ」
(御書1492ページ)と。

ゴツゴツとした木から、美しい花が咲き出ずる桜をたとえに、
凡夫の心からも、最極の仏の生命を涌現できると仰せだ。

池田先生の桜への思いも深い。

会長辞任直後の5月3日の模様が、
小説『新・人間革命』につづられている。

山本伸一は、万感の思いを込めて「大桜」と揮毫を。

脇書には「わが友の功徳満開たれと祈りつつ」としたためた。

爛漫の桜は、広布と人生の勝利の象徴にふさわしい。

東京の開花が全国で最も早かったのは2008年以来、9年ぶり。

広布の本陣・東京から“友情の対話前線”を大きく広げよう。(由)