米国は“人種のるつぼ”といわれる...

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米国は“人種のるつぼ”といわれる。

西海岸のシアトルにも多様なルーツを持つ人々が存在し、
街は異なる価値観を受け入れる雰囲気にあふれていた。

シアトルの人々は友好的な一方で、
親しい友人になりにくいという。

それを表す言葉が「シアトル・フリーズ」。

「フリーズ」は「凍結」「固まる」等の意味。

自分とは違う他者の考えにも理解は示すが、
自分の“本音”はなかなか語らない。

心の奥を知ろうとする相手には、
拒否反応を示す傾向があるそうだ。

“建前”
で語り合っても、本当の友情は築けない。

そうした状況の中でSGIの友は、
どう対話を広げているのか。

男子部のリーダーが、三つのポイントを挙げた。

「友の心を開く祈り」

「友を信じる真心」

「友に語り抜く勇気」

と「祈り」「真心」「勇気」
日本の私たちも実践していることだ。

今、シアトルは全米をリードする広布拡大を成し遂げているが、
そこに何か特別な方法があったわけではない。

「『御書』と『師弟』が、
シアトルの“驀進”の原動力です」
との彼の言葉が、強く印象に残った。

「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」
(御書1192ページ)を心に前進したい。

“広布の壁”を破る力は、
どこまでも師弟を根幹とする「法華経の兵法」である。(芯)