揺れ動く生命を...いかに向上させていくか...

子育てに奮闘する先輩が...

ある時...こう言った...

きょうの〇〇ちゃんに...

明日は会えないよ...

たしかに幼い子どもの...

成長は早い...

昨日できなかったことが...

きょうはできている...

変化は...秒次元...で...

目まぐるしい...笑って...

いたかと思えば...

泣き始める...お腹が...

すいたらしい...そうかと...

思えば...おもちゃを...

見つけてキャッキャッと...

笑う...ついていくのも...

大変な喜怒哀楽の変転...

だがこれが...本来の人の...

姿なのかもしれないと...

思った...仏典には...人の...

心について...一人一日の...

中に八億四千念あり...と...

説かれる...念...とは...

一念...瞬間瞬間の生命...

心のこと...人の生命は...

これほど変化...変化を...

繰り返している...見方を...

変えれば...人には...

限りない...

変革の可能性...があると...

いうことにほかならない...

揺れ動く生命をいかに...

向上させていくか...

それには善知識...つまり...

善き友という縁が...

欠かせないと...仏法では...

説く...私たちはよく...

あの人は...こう...と...

他者を固定化して見る...

それでは...相手の仏性に...

目を閉ざしてしまい...

かねない...要は...自分...

自身が善知識となり...

相手の...変革の可能性を...

引き出せるかどうか...

仏性を呼び覚ます祈りと...

粘り強い対話が...幸の...

陣列を...

社会に世界に広げていく...