ある青年が明日は...
仕事が休みなので...
山登りに行きます...と...
言った...彼にとって...
山に挑むとは...
自身を人間的に大きく...
することでもあるという...
仕事...活動など精力的な...
日々を送る彼らしい...
考えだと思った...
山に挑む...
というと画家の...
セザンヌを思い出す...
彼は故郷フランスの...
サント...ヴィクトワール...
山を題材とした絵画を...
何十点も残した...
標高1000メートル...
ほどの...山を...
初期の作品では...
背景として描いたが...
後期は山そのものが...
主題となった...山は...
セザンヌの芸術家人生を...
導く大きな存在であった...
に違いない...信心の...
世界にあって...わが...
人格をかけて体当たり...
していく大山は師匠で...
ある...先生はかつて...
戸田先生が語った...
君たちは...私との間に...
何か一枚置いている...
形式張った感じがする...
それは...いけない...
大作のように...信心で...
ぶつかってきなさい...
との言葉を通し...信心で...
まっすぐにぶつかって...
いく...これが...
弟子の姿勢である...
と...強調した...人生は...
よく登山に例えられる...
遠目に眺めると...起伏や...
稜線の美しさを感じても...
実際に登るとなれば...
実感するのは険しさなど...
である...しかし...難所を...
越え...険難の峰を...
登り切ろうと挑む中に...
真の人生の充実はある...